
オンライン英会話、どれを選べばいいの?
ポトス先輩、オンライン英会話っていっぱいあるよね。どれも良さそうに見えて、逆にどれを選べばいいのか分からなくなっちゃった……。
全部を比べようとすると迷う。順番が逆だ。まず自分がどこへ向かいたいかを決める。そこから、必要な条件が絞られていく。
向かいたいところ……。えっと、英語が話せるようになりたい、っていうのはダメ?
それでは広すぎる。仕事で使うのか、旅行で困らない程度か、試験で点を取るのか。行き先が変われば、選ぶ道も変わる。まずはそこを一緒に絞っていこう。
オンライン英会話を選ぶとき、料金や口コミから比べ始めると、どれも一長一短に見えて決められなくなります。実は、選び方の出発点は「どのサービスが優れているか」ではなく「自分は何のために英語を学ぶのか」です。この記事では、自分の目的を見極める方法から、目的ごとに何を基準に選べばいいのかまで、ミリィとポトス先輩と一緒に整理していきます。
なぜ「目的」から選ぶべきなのか
同じオンライン英会話でも、サービスによって得意な領域はまったく違います。目的を決めずに選ぶと、次のようなミスマッチが起こりやすくなります。
植物を選ぶときも同じだ。日当たりの悪い部屋に、日光を好む種を持ち込んでも育たない。置く場所が決まっていれば、選ぶ種も自然と決まる。
自分の目的を見極める4つの問い
「目的といっても、はっきり決まっていない」という人も多いはずです。そんなときは、次の4つの問いに答えてみてください。ぼんやりしていた目的が、言葉になって見えてきます。
会議で発言している自分でしょうか。海外旅行でお店の人と話している自分でしょうか。それとも、子どもと一緒に英語の絵本を読んでいる自分でしょうか。思い浮かぶ場面が、そのまま目的のヒントになります。抽象的な「話せるようになりたい」よりも、具体的な一場面を思い出すほうが的確です。
期限があるかどうかで、選ぶべきサービスは変わります。半年後に試験がある、来年海外出張がある、といった期限がある人は、目的に特化したサービスで集中的に取り組むのが効率的です。逆に期限がなければ、続けやすさを優先して選べます。
聞き取れない、言いたいことが出てこない、書くのが苦手、発音に自信がない——困りごとの中身によって、伸ばすべき力が違います。「話す量を増やしたい」のか「書く力も鍛えたい」のかで、選ぶサービスは変わってきます。
一人で黙々と取り組みたい人と、家族や仲間と一緒のほうが続く人がいます。ここは学習効果というより、続けられるかどうかに関わる大事な問いです。家族と一緒に取り組みたいなら、選ぶサービスの候補は変わってきます。
1つ目の問いで、けっこうハッキリした気がする!わたし、海外のお花屋さんで店員さんと話してる自分を想像してた。
それなら日常会話が目的だ。ビジネス特化や試験対策を選ぶ必要はない。行き先が決まれば、道は絞れる。
目的別・選び方のポイントとサービス例
ここからは、目的ごとに「何を基準に選べばいいか」と「その条件を満たすサービス例」を見ていきます。自分に当てはまるところから読んでみてください。
1. ビジネス英語を鍛えたい
仕事で英語を使う場面がある人は、日常会話とは別の準備が必要です。会議での発言、メールのやりとり、商談や交渉など、場面ごとに使う表現が決まっているためです。
ビジネス向けの教材やカリキュラムがあるか。講師がビジネスの現場を知っているか。ロールプレイなど実践的な練習ができるか。
本格的なサービスは月12,000円前後と料金が上がります。忙しくて時間が取れないなら、短時間で受けられる仕組みも重要です。
2. 日常会話・旅行で使える英語を身につけたい
「海外旅行で困らない程度に」「趣味として楽しく続けたい」という人は、いろいろな話題で気軽に話せる環境が向いています。専門的なカリキュラムより、話す量と続けやすさが大切です。
日常会話向けの教材が豊富か。フリートークができるか。自分の生活リズムで受けられる時間帯があるか。
最初は緊張するので、初心者向けの講師を選べるか、日本語のサポートがあるかも確認しておくと安心です。
3. 英検・TOEICなど資格対策をしたい
試験には出題形式と評価基準があります。会話練習だけでは対応しきれないので、試験に沿った対策ができるかどうかが決定的に重要です。
受ける試験に対応したコースがあるか。ライティングの添削があるか。スピーキング試験の形式で練習できるか。
試験対策コースは通常コースより料金が上がることがあります。試験日までの期間を考えて、必要な期間だけ集中するのも手です。
4. 家族・子どもと一緒に英語を楽しみたい
自分だけでなく家族でも英語に取り組みたい場合、一人ずつ契約すると費用がふくらみます。家族で使える仕組みがあるかどうかで、負担が大きく変わります。
1つの契約を家族で分け合えるか。子ども向けの教材があるか。管理画面が日本語で使いやすいか。
家族シェア型は1日に受けられる回数が決まっていることがあります。誰がいつ受けるか、家庭内で調整できるか考えておきましょう。
目的ごとに「見るべきところ」が全然違うんだね。これなら自分で判断できそうかも!
目的に合う候補が絞れたら、あとは実際の料金や講師のタイプを並べて見比べるだけです。6社の詳しい比較と、3つの質問に答えるだけの診断は、下の記事にまとめています。
目的以外に確認したい3つの軸
目的で候補が絞れたら、次の3つの軸で最終判断をします。ここを見落とすと、目的に合っていても続かないことがあります。
選び方でよくある失敗
最後に、選ぶときにやりがちな失敗を挙げておきます。当てはまりそうなものがあれば、立ち止まって考えてみてください。
安さは魅力ですが、目的に合わなければ結果につながりません。「安いから続けられる」ではなく「目的に合っていて、無理なく払える」で選びましょう。
口コミは書いた人の目的に沿った評価です。自分の目的が違えば、高評価でも合わないことがあります。誰が何のために使った感想かを意識して読みましょう。
講師の雰囲気や操作画面の使いやすさは、受けてみないと分かりません。どのサービスも無料体験があるので、必ず試してから決めましょう。
一社に絞り切れなくても大丈夫です。合わなければ変えられます。「まず試す」ほうが、迷い続けるより前に進めます。
よくある質問(Q&A)
Q1.目的が複数あるときは、どう選べばいいですか?
優先順位をつけて、一番大事な目的で選びましょう。
たとえば「仕事でも使いたいし、旅行でも使いたい」なら、期限が近いほうを優先します。多くのサービスは日常会話とビジネスの両方の教材を持っているので、片方に絞っても、もう片方がまったく学べないわけではありません。
Q2.まったくの初心者は、どう選べばいいですか?
初心者向けの講師を選べるか、日本語のサポートがあるかを重視しましょう。
目的がまだはっきりしないなら、無理に絞らず、教材の種類が豊富で幅広く対応できるサービスから始めるのも手です。始め方は初心者向けの始め方の記事で詳しく整理しています。
Q3.複数のサービスを掛け持ちしてもいいですか?
可能ですが、初めのうちはおすすめしません。
費用が二重にかかるうえ、どちらも中途半端になりやすいためです。まずは一社に絞って続け、物足りなくなったら追加や乗り換えを考えるほうが無理がありません。
Q4.選んだあとで合わないと感じたら?
変えて問題ありません。
多くのサービスは月単位で解約でき、長期契約に縛られません。合わないまま我慢して続けるより、自分に合う環境に移ったほうが結果につながります。
Q5.結局、どれが一番おすすめですか?
目的によって答えが変わるため、「誰にとっても一番」というサービスはありません。
ビジネスならBizmatesやAleva、日常会話ならDMM英会話やレアジョブ英会話、資格対策ならベストティーチャー、家族と一緒ならクラウティ、というように向き先が違います。オンライン英会話6社の比較記事の診断に答えれば、自分に合う一社が分かります。
まとめ
オンライン英会話選びで迷ってしまうのは、サービスの数が多いからではなく、選ぶ基準が定まっていないからです。まず「何のために英語を学ぶのか」を決めれば、確認すべき条件が絞られ、候補は自然と少なくなります。目的で候補を絞り、講師タイプ・予算・続けやすさの3軸で最終判断する——この順番で考えれば、迷いは小さくなります。
どの種を選ぶかより、どこに置くかを先に決めることだ。置き場所が決まれば、育つ種は自然と決まる。
わたしも目的が決まったから、あとは無料体験で試してみるだけだね。なんだかワクワクしてきた!
目的が決まったら、あとは実際に見比べるだけです。下の比較記事には、3つの質問に答えるだけの診断があるので、自分に合う一社を見つける手がかりになります。どのサービスも無料体験があるので、実際のレッスンを確かめてから決められます。

