
ポトス先輩、聞いて。「うちの子、アルファベットもまだ怪しいのに、オンライン英会話なんてできるのかな…」っていう相談を見かけたの。
種を植える前から、芽の心配をしても仕方がない。順番に見ていこう。
結論|ほとんどのサービスは「ゼロから」が前提
結論から言うと、英語がまったく分からない状態は、多くのオンライン英会話にとって”はじめから想定されている”状態です。「ある程度できる子向け」ではなく、「初めて英語に触れる子」を前提にカリキュラムが組まれているサービスがほとんどです。
アルファベットが読めない、単語を知らない、という状態は「始められない理由」ではなく、むしろオンライン英会話がサポートすべき出発点そのものです。
何もできなくても大丈夫な理由
「本当に大丈夫なの?」と感じてしまう背景には、いくつかの思い込みがあります。
最初のレッスンは、文字ではなく音や絵から入る教材が多く使われます。読み書きは後から段階的に取り入れていく設計です。
最初は「講師の言葉をまねする」ところからスタートすることが多く、意味を完全に理解していなくても参加できます。
同じ年齢でも、英語に触れてきた期間は家庭によってさまざまです。「始めた時点」が出発点なので、周りと比べる必要はありません。
多くのレッスンは、間違えることを前提に進みます。「正解すること」より「参加できたこと」自体が評価されます。
最初のレッスンはどんな感じ?
「25分間ずっと英語で質問されたらどうしよう」と不安になるかもしれませんが、初心者向けのレッスンは一般的に次のような流れで進みます。
先生の「Hello!」に合わせて「Hello!」と返す。最初はこれだけでも十分です。
慣れていなければ、先生のあとに「I’m ○○.」と繰り返すところから始めます。
犬の絵を見て「Dog.」、赤いものを見て「Red.」など、身近な単語から始めます。
「Do you like dogs?」に「Yes.」だけで大丈夫です。最初から完全な文章で答える必要はありません。
初心者のうちは「聞く→真似する」だけでも立派な練習になります。
家庭でできる、ちょっとした準備
特別な予習は必要ありませんが、次のようなことをしておくと、レッスンへの入りやすさが変わります。
- 「Hello」「Yes」「No」など、ごく簡単な単語だけ聞かせておく
- 英語の歌やアニメを、意味が分からなくても流しておく
- 「間違えても大丈夫だよ」と事前に伝えておく
- タブレットやパソコンの操作に少し慣れさせておく
「英語を教える準備」ではなく、「英語という音に慣れておく」くらいの気持ちで十分です。完璧に予習してから始める必要はありません。
初心者向けの教材・進め方の特徴
初心者向けのカリキュラムには、共通する工夫が見られます。
最初から話せなきゃいけないと思ってたけど、そもそもそういう作りになってないんだね。
最初は「これだけできればOK」
「早く英語を話してほしい」と思うのは自然なことですが、最初から文章で話す必要はありません。段階を追って、少しずつで大丈夫です。
「ペラペラ話せるようになる」ことを最初の目標にしないことが、長く続けやすくなります。
親はどこまで手伝う?
英語が全くできない子の場合、最初は親がそばにいた方が安心することもあります。無理に「一人で受けさせなきゃ」と考える必要はありません。
数秒待つ→それでも難しければヒントを出す→最後に必要なら助ける、という順番にすると、子ども自身が考える機会を残せます。慣れてきたら、隣に座る→少し離れて見守る→一人で受ける、と少しずつ距離を取っていきましょう。
向いているサービスの選び方
初めて英語に触れる子の場合、次のようなポイントを重視すると選びやすくなります。
- 「初心者向け」「はじめてコース」など専用カリキュラムがあるか
- 講師が子どもの反応をゆっくり待ってくれるか
- 日本語でのフォローがあるか
- 教材が絵や音中心で、文字に偏りすぎていないか
保護者自身が英語に不安がある場合は、親が英語できなくても大丈夫?も参考になります。
「何歳から始めるべきか」で迷っている場合は、子どものオンライン英会話は何歳から?もあわせてご覧ください。
講師タイプ(日本人・フィリピン人・ネイティブ)による向き不向きも気になる方は、子どものオンライン英会話は日本人・フィリピン人・ネイティブ講師どれがいい?もあわせてご覧ください。
どんな苗も、最初は土から顔を出したばかりだ。何もできない状態を心配する必要はない。
よくある質問
Q1.アルファベットが分からなくても本当に大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。多くの初心者向けカリキュラムは、文字よりも先に音や絵から入る設計になっています。アルファベットは、レッスンを重ねる中で自然に触れていくことが多いです。
Q2.周りの子と差がついてしまわないか心配です
オンライン英会話は基本的にマンツーマンで進むため、他の子と比べられる場面はありません。その子自身のペースで進められることが、教室形式との大きな違いの一つです。
Q3.無料体験の前に、何か準備しておくべきですか?
特別な準備は不要です。強いて言えば、「Hello」など簡単な挨拶を聞かせておく程度で十分です。体験レッスン自体が、初めての子向けに設計されています。
Q4.途中で嫌がるようになったらどうすればいいですか?
英語初心者の子は、最初は楽しんでいても途中から嫌がることがあります。教材が急に難しくなっていないか、講師との相性はどうか、レッスン回数が多すぎないかなどを確認してみましょう。詳しくは子どもがオンライン英会話を嫌がるのはなぜ?で解説しています。
まとめ
英語がまったく分からない状態は、オンライン英会話を始められない理由にはなりません。多くのサービスは、初めて英語に触れる子どもを前提にカリキュラムを組んでいます。大切なのは、周りと比べることではなく、その子のペースで一歩ずつ慣れていくことです。
「できないから始められない」じゃなくて、「できないから始める」でいいんだね!
芽の出ていない種を、育たないと決めつける必要はない。
具体的にどんな基準でサービスを選べばいいかは、選び方の記事でさらに詳しく整理しています。
→ 子ども向けオンライン英会話の選び方はこちら

