英語が全くできない小学生でもオンライン英会話はできる?

ミリィミリィ

ポトス先輩、聞いて。「うちの子、アルファベットもまだ怪しいのに、オンライン英会話なんてできるのかな…」っていう相談を見かけたの。

ポトス先輩ポトス先輩

種を植える前から、芽の心配をしても仕方がない。順番に見ていこう。

結論|ほとんどのサービスは「ゼロから」が前提

結論から言うと、英語がまったく分からない状態は、多くのオンライン英会話にとって”はじめから想定されている”状態です。「ある程度できる子向け」ではなく、「初めて英語に触れる子」を前提にカリキュラムが組まれているサービスがほとんどです。

アルファベットが読めない、単語を知らない、という状態は「始められない理由」ではなく、むしろオンライン英会話がサポートすべき出発点そのものです。

何もできなくても大丈夫な理由

「本当に大丈夫なの?」と感じてしまう背景には、いくつかの思い込みがあります。

🔤
文字が読めなくても始められる

最初のレッスンは、文字ではなく音や絵から入る教材が多く使われます。読み書きは後から段階的に取り入れていく設計です。

🗣️
単語を知らなくても、まねから始められる

最初は「講師の言葉をまねする」ところからスタートすることが多く、意味を完全に理解していなくても参加できます。

👶
周りと比べる必要はない

同じ年齢でも、英語に触れてきた期間は家庭によってさまざまです。「始めた時点」が出発点なので、周りと比べる必要はありません。

🙅
失敗しても評価が下がるわけではない

多くのレッスンは、間違えることを前提に進みます。「正解すること」より「参加できたこと」自体が評価されます。

最初のレッスンはどんな感じ?

「25分間ずっと英語で質問されたらどうしよう」と不安になるかもしれませんが、初心者向けのレッスンは一般的に次のような流れで進みます。

1
あいさつ

先生の「Hello!」に合わせて「Hello!」と返す。最初はこれだけでも十分です。

2
名前を言う

慣れていなければ、先生のあとに「I’m ○○.」と繰り返すところから始めます。

3
絵や教材を見ながら単語を練習

犬の絵を見て「Dog.」、赤いものを見て「Red.」など、身近な単語から始めます。

4
簡単な質問に答える

「Do you like dogs?」に「Yes.」だけで大丈夫です。最初から完全な文章で答える必要はありません。

5
先生のあとに繰り返す

初心者のうちは「聞く→真似する」だけでも立派な練習になります。

家庭でできる、ちょっとした準備

特別な予習は必要ありませんが、次のようなことをしておくと、レッスンへの入りやすさが変わります。

  • 「Hello」「Yes」「No」など、ごく簡単な単語だけ聞かせておく
  • 英語の歌やアニメを、意味が分からなくても流しておく
  • 「間違えても大丈夫だよ」と事前に伝えておく
  • タブレットやパソコンの操作に少し慣れさせておく

「英語を教える準備」ではなく、「英語という音に慣れておく」くらいの気持ちで十分です。完璧に予習してから始める必要はありません。

初心者向けの教材・進め方の特徴

初心者向けのカリキュラムには、共通する工夫が見られます。

1
絵やイラストを中心に進む
文字よりも先に、絵や写真を見ながら単語や表現に触れる進め方が一般的です。「見て分かる」を積み重ねてから、少しずつ言葉につなげていきます。
2
歌やジェスチャーを取り入れる
言葉だけでなく、体を動かしながら覚える教材も多くあります。楽しみながら自然に耳が慣れていく設計です。
3
同じ表現を繰り返し使う
毎回のレッスンで挨拶や簡単なフレーズを繰り返すことで、意識しなくても口から出てくるようになることを目指します。
ミリィミリィ

最初から話せなきゃいけないと思ってたけど、そもそもそういう作りになってないんだね。

最初は「これだけできればOK」

「早く英語を話してほしい」と思うのは自然なことですが、最初から文章で話す必要はありません。段階を追って、少しずつで大丈夫です。

最初の目標
先生にHelloと言える/Yes・Noで答えられる/先生の単語を真似できる/自分の名前を言える/色や数字を1つ言える
少し慣れてきたら
I like ○○.と言える/How are you?に答えられる/好きなものを伝えられる/簡単な質問を理解できる
さらに慣れてきたら
2〜3文で答える/先生に質問する/自分から話題を出す

「ペラペラ話せるようになる」ことを最初の目標にしないことが、長く続けやすくなります。

親はどこまで手伝う?

英語が全くできない子の場合、最初は親がそばにいた方が安心することもあります。無理に「一人で受けさせなきゃ」と考える必要はありません。

OKなサポート
パソコンやタブレットの操作を助ける/音声トラブルに対応する/子どもが困ったときに少しヒントを出す/レッスン開始前に一緒に準備する
少し控えたいサポート
先生の質問に毎回先回りして答えてしまう/発音や文法を横から毎回直す/「ちゃんと答えて」と急かす

数秒待つ→それでも難しければヒントを出す→最後に必要なら助ける、という順番にすると、子ども自身が考える機会を残せます。慣れてきたら、隣に座る→少し離れて見守る→一人で受ける、と少しずつ距離を取っていきましょう。

向いているサービスの選び方

初めて英語に触れる子の場合、次のようなポイントを重視すると選びやすくなります。

  • 「初心者向け」「はじめてコース」など専用カリキュラムがあるか
  • 講師が子どもの反応をゆっくり待ってくれるか
  • 日本語でのフォローがあるか
  • 教材が絵や音中心で、文字に偏りすぎていないか

保護者自身が英語に不安がある場合は、親が英語できなくても大丈夫?も参考になります。

「何歳から始めるべきか」で迷っている場合は、子どものオンライン英会話は何歳から?もあわせてご覧ください。

講師タイプ(日本人・フィリピン人・ネイティブ)による向き不向きも気になる方は、子どものオンライン英会話は日本人・フィリピン人・ネイティブ講師どれがいい?もあわせてご覧ください。

ポトス先輩ポトス先輩

どんな苗も、最初は土から顔を出したばかりだ。何もできない状態を心配する必要はない。

よくある質問

Q1.アルファベットが分からなくても本当に大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。多くの初心者向けカリキュラムは、文字よりも先に音や絵から入る設計になっています。アルファベットは、レッスンを重ねる中で自然に触れていくことが多いです。

Q2.周りの子と差がついてしまわないか心配です

オンライン英会話は基本的にマンツーマンで進むため、他の子と比べられる場面はありません。その子自身のペースで進められることが、教室形式との大きな違いの一つです。

Q3.無料体験の前に、何か準備しておくべきですか?

特別な準備は不要です。強いて言えば、「Hello」など簡単な挨拶を聞かせておく程度で十分です。体験レッスン自体が、初めての子向けに設計されています。

Q4.途中で嫌がるようになったらどうすればいいですか?

英語初心者の子は、最初は楽しんでいても途中から嫌がることがあります。教材が急に難しくなっていないか、講師との相性はどうか、レッスン回数が多すぎないかなどを確認してみましょう。詳しくは子どもがオンライン英会話を嫌がるのはなぜ?で解説しています。

まとめ

英語がまったく分からない状態は、オンライン英会話を始められない理由にはなりません。多くのサービスは、初めて英語に触れる子どもを前提にカリキュラムを組んでいます。大切なのは、周りと比べることではなく、その子のペースで一歩ずつ慣れていくことです。

ミリィミリィ

「できないから始められない」じゃなくて、「できないから始める」でいいんだね!

ポトス先輩ポトス先輩

芽の出ていない種を、育たないと決めつける必要はない。

具体的にどんな基準でサービスを選べばいいかは、選び方の記事でさらに詳しく整理しています。

→ 子ども向けオンライン英会話の選び方はこちら